この記事は2022年12月の情報をもとに書かれています。
当ブログの監修者、市川雄一郎(グローバルファイナンシャルスクール校長)がNHKに取材を受けました!
NISAつみたてNISAで資産作りをしている方に朗報です。
NISA・つみたてNISAの制度が2024年から大幅に変わることが固まりました!
内容は以下の通り
①制度
- NISA・つみたてNISAいずれか → 両制度利用可能に
- ジュニアNISA → 2023年廃止
②年間投資枠
- 一般NISA 年120万円 → 「成長投資枠(仮)」年240万円(倍増)
- つみたてNISA 年40万円 → 「つみたて型」年120万円(3倍増!)
③非課税期間
- 一般NISA 5年 → 恒久化(期限なし)
- つみたてNISA 20年 → 恒久化(期限なし)
④非課税限度額(全非課税投資枠)
- 一般NISA 600万円 → 全枠で1800万円に
- つみたてNISA 800万円 → 全枠で1800万円に
まとめるとこんな感じに変化します(NHK NEWSWEB「暮らしどう変わる」より)
当初は一般NISAを2階建てにしてつみたて枠をつくるみたいな制度改革が提案されていましたが、わかりにくいという批判が集まって再考されたようですね。
結果的にスッキリとわかりやすい制度になりました。
以下は日経新聞の記事から引用です。
自民党の税制調査会は13日午前に開いた幹部会合で少額投資非課税制度(NISA)の年間投資枠を360万円に広げるといった税制改正の内容を了承した。宮沢洋一税調会長は終了後、記者団に「つみたてNISA、一般NISAを抜本的に拡充する」と述べた。
週内をめざす2023年度与党税制改正大綱のとりまとめに向けて作業を急ぐ。
NISAは24年から制度を恒久化し、配当金などに税金がかからずに投資できる期間を無期限にする。投資信託に投資するつみたて型は年間投資枠を3倍の120万円に拡大する。国内外の上場株などに幅広く投資できる一般型は「成長投資枠(仮)」に衣替えしたうえで、投資枠を2倍の240万円に広げる。2つのタイプに同時期に投資することもできるようにする。
富裕層に恩恵が偏るのを防ぐため、生涯通算で1800万円の投資上限枠を設ける。このうち1200万円は成長投資枠の対象商品に投資できる。生涯枠は買い付け残高で管理する。途中で売却して枠に余裕ができれば、その分はまた投資できる。
宮沢氏は「インデックス型などの証券商品を長期保有していれば、経済の成長とともに増えていく。そういう方向にかじを切る一石を投じる制度になる」と意義を説明した。
12月13日付「NISA年間投資枠360万円に拡大了承 自民税調幹部会合」より
NISA枠拡充については当ブログ監修の市川雄一郎氏が、自身が校長を務める投資スクール「グローバルファイナンシャルスクール(GFS)」で12月13日に臨時のライブ講義を実施。
このライブ講義がNHKさんの取材を受け、14日の全国ニュースで放映され、さらにWeb版の記事にも掲載されました(写真はNHKの取材の様子とWeb版にも掲載された市川氏のインタビュー画像です)。
掲載された記事はこちら↓
NISA拡充に期待の声
東京 港区で金融教育を行っている企業が13日「NISA」をテーマにしたオンライン講座を開き受講者からはNISAの拡充を期待する声が聞かれました。
オンライン講座には、およそ800人が参加しました。
講座では、講師が▼これまでの期限が撤廃され、制度が恒久化されることや、▼年間の投資額の上限があわせて360万円に拡充される見通しになったことなどを説明しました。
受講者からは、「NISAを始める場合、一定の投資信託に限定した『つみたて』と株式なども購入できる『一般』のどちらがいいか」といった質問が出され、講師が「恒久化すると制度が1つになり、選択の心配はなくなる」などと答えていました。
受講した都内の30代の女性は「恒久化されたことでどのタイミングで投資を始めてもいいので、投資のハードルが下がったと思います。お金に向きあうきっかけになると思います」と話していました。
講師を務めた「グローバルファイナンシャルスクール」の市川雄一郎校長は、「参加者が非常に多く関心度の高さがうかがえた。新たな制度では売却して投資の枠が空けば、再投資できるようにもなっていて、今後、NISAを利用する人が増えると思う」と話していました。
12月14日付NHK Web「NISA拡充 インボイス制度 税制改正はどうなる?」より
ライブ講義に参加された約800人をはじめとする20,000人超のGFS生徒さんはみんな大変喜んでいるのではないでしょうか。
当ブログも新制度に合わせて内容を適宜変更していく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。