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【2021】 NISAで買いたい株主優待人気銘柄ランキング

NISA制度は2024年から制度変更になります。本記事は制度変更前の内容となっており、2023年内いっぱいまで有効です。くわしくは新制度について現行制度からの変更点を書いた以下の最新記事をご覧ください。

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NISAで株を購入する際、株主優待を目的に銘柄を選ぶ方もいます。

 

株主優待は色々なサービスを受けることができ、株を保有しているだけで商品やサービスを受け取ることができます。

 

今回はそんな優待銘柄の中から特に人気の高い銘柄をランキングで紹介していきます。

 

株主優待って何?

「株主優待」とよく耳にしますが、一体どんなものでしょうか。ランキングに入る前に簡単に説明しておきましょう。

 

株主優待とは、「企業が株主に自社サービスの商品や割引券などを無料でプレゼントすること」です。

 

優待と略すことも多いです。

 

株式投資の醍醐味(だいごみ)である配当金や、値上がり益だけではななく、優待からリターンが得られこともあり、とても人気の制度となっています。

 

日本株の購入単元である100株以上の保有が必要なので、株価に応じてそれなりの資金が必要となりますが、どうせ買うならお得な優待制度のついている株を買うのも一考です。

 

株主優待人気銘柄ランキング

ランキング1位 すかいらーくホールディングス
おすすめ度
解説 すかいらーくホールディングスは、バーミヤンやガストなどのファミリーレストランを全国に展開する大手会社です。

最近では、宅配サービスも開始しもしており、オードブルやお弁当を熱々のまま届けてくれるので、コロナ禍で利用している方が増えています。

優待は6月と12月の2回。同社店舗で食事できる株主優待カードが贈呈されます。

・100株~299株は、2,000円(2,000円カード×1枚)
・300株~499株は、5,000円(5,000円カード×1枚)
・500株~999株は、8,000円(3,000円カード×1枚と5,000円カード×1枚)
・1,000株以上、17,000円(2,000円カード×1枚と5,000円カード×3枚)

一口メモ 実はNISA口座で1番買われています!

公式ページ

 

ランキング2位 日本マクドナルドホールディングス
日本マクドナルド
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解説 日本マクドナルドホールディングスは言わずと知れた老舗ハンバーガーチェーンです。

米国のマクドナルドを本家とし、日本独自のサービスと品揃えで全国に店舗を展開し、ファンも多数いますね。

株主優待は年に2回(6月・12月)。優待食事券が贈呈されます。

・100~299株は、優待食事券1冊
・300~499株は、優待食事券3冊
・500株以上は、優待食事券5冊

食事券は1冊につき、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が各6枚ついています。

一口メモ 日本マクドナルドは人気も高く、いろいろなランキングに上位で顔を出す常連で、全国どこででも使える食事券は魅力的です。

公式ページ

 

ランキング3位 ANAホールディングス
ANA
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解説 ANAホールディングスはJAL(日本航空)と並ぶ日本を代表する大手航空会社です。

株主優待は旅行者にとても人気で、年に2回(3月・9月)、割引運賃で同社の航空便を利用できる「株主優待番号案内書」が贈呈されます。

同案内書1枚は国内線の1区画片道分に相当します。

・100株〜400株保有は100株ごとに1枚贈呈
・400株以上は4枚+超過分200株ごとに1枚
・1,000株以上は7枚+超過分1000株ごとに1枚

などとなっています(詳しくは公式ページで)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、業績が低迷していますが、2021年3月期の業績発表でこれまでの予想を上方修正をしており、コロナ感染が収縮すれば株価も回復するでしょう。

一口メモ コロナ禍で株価が低迷している今が絶好の買い場かも!

公式ページ

 

ランキング4位 オリックス
オリックス
おすすめ度
解説 名前はどこかで聞いたことがあると思います。リース事業からスタートし、金融、保険、銀行、レンタカー、不動産など幅広い事業を手がける企業グループです。

優待は3月と9月の2回。

100株以上保有で、

(1)ふるさと優待(3月のみ)
(2)株主カード

が贈られます。

(1)は全国の取引先企業が製造・販売する食品・飲料などが1品選べるカタログ。3年以上保有で中身がグレードアップしていきます。

(2)はプロ野球観戦やレンタカー、ホテル・旅館、水族館など、オリックスグループが展開する各種サービスの割引が受けられるカードです。

一口メモ 投資家の間では高配当株としても知られており、優待ともども人気の高い銘柄です。

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ランキング5位 楽天グループ
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解説 楽天グループは、ショッピングサイトの楽天市場や、楽天トラベル、楽天証券などの多彩なサービスを運営している大手会社です。2019年から携帯キャリアの楽天モバイルもスタートさせて、「楽天経済圏」と呼ばれるほど幅広い事業を展開しています。

ほかには、FCバルセロナとのパートナーシップをオープンさせて、海外スポーツのスポンサーを通じて、グローバル事業にも拡大中で力をいれています。

株主優待は年に1回(12月)。

①楽天キャッシュ(電子マネー)

・100株は、500円相当
・1,000株は、1,000円相当
・5,000株は、1,500円相当
・10,000株は、2,000円相当

株式継続保有期間5年以上の株主は金額アップします。
・100株は、1,000円相当
・1,000株は、1,500円相当
・5,000株は、2,000円相当
・10,000株は、2,500円相当

楽天キャッシュとは、楽天トラベル、楽天市場などのインターネットサービスや楽天ペイに加入している店舗で使える電子マネーです。

②楽天トラベル 国内宿泊クーポン
・100株保有で1,500円相当のクーポンが贈呈されます。

トラベルクーポンは1泊の宿泊料金が15,000円以上のホテル・旅館で使用可能です。

一口メモ 楽天経済圏利用者におすすめです。キャッシュやクーポンには有効期限や申し込み期限がありますので、注意して使いましょう。

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ランキング6位 イオン
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解説 イオンは総合スーパーのイオンやマックスバリュー、巨大ショッピング街のイオンモールなど国内外で300店舗以上を手がける大手流通企業グループです。

毎日の買い物などで多かれ少なかれお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

株主優待は年に2回(2月・8月)。

グループ店舗での買い物がお得になる「オーナーズカード」が贈呈されます。本人用と家族用の2枚が支給されます。

オーナーズカードは、買い物時に提示すると金額の合計から持ち株数に応じて3~7%のキャッシュバックが受けられます(半年ごとに返金)。

さらに、毎月(20日・30日)の「お客様感謝デー」では、通常の5%割り引きに重ねて特典を利用できます。

・100株は、3%のキャッシュバック
・500株は、4%のキャッシュバック
・1,000株は、5%のキャッシュバック
・3,000株は、7%のキャッシュバック

また、3年以上の長期保有の株主にはイオンギフトカードも贈呈されます。

・1,000株~1,999株 2,000円相当
・2,000株~2,999株 4,000円相当
・3,000株~4,999株 6,000円相当
・5,000株以上 10,000円相当

一口メモ イオングループで買い物をしている主婦や女性にとても人気のある株主優待です。店舗を頻繁に利用している方なら半年で100万円までの買い物に有効なので使うほどお得度がアップします。

公式ページ

 

ランキング7位 日産自動車
日産自動車
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解説 日産自動車は日本の大手自動車メーカーとして、ノートやセレナなどを製造しています。

フランスの自動車メーカー「ルノー」と提携しており、自動車に関する最新技術の研究・開発も進めています。リーフは代表作で、自動で駐車をしてくれる機能やアクセルペダルのみの加減速など、最新技術が詰め込まれています。

株主優待は、年に2回(3月・9月)

100株以上保有の株主が

・日産の新車を購入した場合、

①5,000円相当のギフトカード+②5,000円相当のカタログギフトの両方を贈呈。

・株主が購入者を紹介した場合、

株主には①5,000円相当のギフトカード、購入者には②5,000円相当のカタログギフトを贈呈。

一口メモ もし日産の新車を購入する予定がある場合や、友人知人が購入予定である場合にもらっておいて損はありません。

公式ページ

 

株主優待ランキング まとめ

株主優待だけでなく、配当などインカムゲインが期待できる銘柄もランクインしていました。

 

欧米の株主からは日本の優待はナンセンスで、すべてお金で配当に回せという批判もあります。

 

しかし、日本人にはこの「優待」を楽しむベースとなる贈答文化があり、簡単にはなくならないでしょう。

 

ただ、優待や配当の大きさに目がくらんで、株式の本質である企業業績を無視すると、株価が落ち込んで、優待分を大きく超える含み損を出してしまうことになりかねません。

 

そうしたことがないよう、しっかり業績を伸ばして株価が上がっていくような銘柄を選ぶようにしましょう。

 

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