NISA制度は2024年から制度変更になります。本記事は制度変更前の内容となっており、2023年内いっぱいまで有効です。くわしくは新制度について現行制度からの変更点を書いた以下の最新記事をご覧ください。
皆さん【SBI証券】という名前を一度は聞いたことがあるかと思います。
これからつみたてNISAを始める方向けに、SBI証券はどのような証券会社なのか?という所から口座開設手順、買い方まで詳しく解説していきます。
- SBI証券は、銀行・証券・住宅ローン・保険を中心に、金融サービス事業を展開しています。
- SBIホールディングスのインターネット証券です。
- SBI証券の実績としては、(2020年3月末時点)第1位を獲得するほどです。
上記の通り、多くの投資家が口座を開設するなど、SBI証券にとても魅力があることがわかります。
では、実際に口座を開設するにはどのような手順で始めれば良いのでしょうか?
STEP1:WEB申し込みor郵送 口座開設の方法を選択
ここからは、SBI証券でつみたてNISAを始めるための手順をステップごとに解説していきます。
まずは、口座開設の方法を選択します。SBI証券では、WEB申し込み、もしくは郵送での申し込みを受け付けております。
選んだ方法によって開設までにかかる時間が異なるため、それぞれの特徴を理解してから手続きを始めましょう!
WEB申し込みは開設までの所要日数が短い
WEBの申し込みでは、インターネット上で必要事項の入力や書類のアップロードを行います。
SBI証券のホームページから、口座開設の入力フォームと必要書類を写真等をアップロードすれば、申込手続きは完了です。
WEB申し込みのメリットは、なんといっても「開設までの所要日数が短い」という所で、最短2営業日でつみたてNISAを開始できるのです!
こんな人におすすめ!
「できるだけ早く取引を始めたい」、「スマートフォンなどで場所や時間を選ばずに手続きしたい」
WEB申し込みの注意点としては、パソコンやスマートフォンの操作が不慣れな人や、インターネット環境が不安定な場合には、うまくフォームが送信されない場合がありますので、郵送による手続きも一つの選択肢となります。
書面で手続きする郵送申し込みの場合
先ほど書いた理由などで、WEB申し込みができない際には、郵送での申し込みも可能です。
郵送申し込みはその名の通り、書面により手続きをします。手順としてはSBI証券のホームページから、口座開設の書類を請求します。
後日送られてきた書類に必要事項を記入し、その他の確認書類と合わせて返送すれば、手続きは完了です。
郵送のメリットとしては、本人確認書類などをインターネット上でアップロードする必要がないのでパソコン、スマートフォンに不慣れな人でも、書類の請求ができれば開設することができます。
この場合に、つみたてNISA取引開始までにかかる日数は最短で7営業日となります。
STEP2:必要書類の準備しましょう
開設方法が決まったら、次は必要書類を準備します。どのような書類が必要なのか、下記の一覧表をご覧ください。
口座開設に必要な書類(本人確認書類+マイナンバー関連書類)
本人確認書類(いずれか1種類)
- 運転免許証
- 住民基本台帳カードのコピー
- 日本国内パスポート
- 各種健康保険証
- 印鑑登録証明書
- 各種年金手帳
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
マイナンバー関連書類
- マイナンバーカード
- 通知カード
※各種書類の有効期限は、その書類がSBI証券に到着した時点となりますのでご注意ください。
STEP3:証券総合口座、つみたてNISA口座を開設する
必要書類をそろえたら、口座開設手続きをしましょう!つみたてNISAで投資を始めるには、「SBI証券の証券総合口座」と「つみたてNISA口座」の両方が必要になります。
証券総合口座とつみたてNISA口座のどちらもない場合は、同時に申し込み手続きをすることができます。インターネット申し込みでは、どちらの手続きもインターネット上で申し込みを完了できます。
ただし、「証券総合口座」と「つみたてNISA口座」は、同時に開設手続きが完了するとは限りません。したがって、つみたてNISAを始める際は、必ずつみたてNISA口座の開設完了を確認して、取引を始めましょう。
STEP4:つみたてNISA口座開設確認後に取引を開始しましょう
つみたてNISA口座の開設が完了したら、いよいよ取引を開始できます。開設の通知は、WEB上でログインするお客様ページ内の【重要なお知らせ】で確認できます。
〜つみたてNISA設定の買付注文(積立買付)方法〜
まずは、積立設定金額の「入力方法」を指定
つみたてNISA設定画面に、銘柄を追加した後は、積立設定金額を入力しましょう。
入力方法は、「金額入力」か「比率入力」のどちらかを選択します。
※比率入力は、1ヶ月あたりの予算から比率配分を積立設定金額を決める入力方法となっています。
出典:SBI証券
銘柄別に積立コースを指定する
SBI証券のつみたてNISAでは、毎日コース・毎週コース・毎月コースの3つのコースから積立設定をお選びいただけます。
出典:SBI証券
設定金額の入力方法
入力方法を「金額入力」に指定した場合
「金額入力」を指定した場合は、設定画面に追加した銘柄毎に積立設定金額を入力します。
※設定金額欄の「上限」の値は、1注文あたりで年間40万円以下となる金額を表示しています。複数銘柄を同時に積立設定される際は、ご注意ください。
出典:SBI証券
入力方法を「比率入力」に指定した場合
指定した月額予算からパーセントの値を入力し、比率配分により積立設定金額を指定します。
※比率入力は、1ヶ月あたりの予算から比率配分で積立金額を算出し、設定する方法です。
※比率入力により積立金額を設定する際は、「1ヶ月あたりの積立予算」を入力する必要があります。
出典:SBI証券
ボーナス月設定とNISA枠ぎりぎり注文の設定方法
ボーナス月設定を利用する場合
つみたてNISAは、制度上、設定時点で40万円を超えるような設定ができないということから、つみたてNISA投資可能枠が余ってしまうことがあります。
そのため、ボーナス月コースと「NISA枠のぎりぎり注文」の設定をして、つみたてNISA投資可能枠を無駄なく使い切ることをオススメします!
出典:SBI証券
NISA枠ぎりぎり注文設定を利用する場合
ワンクリックで「NISA枠ぎりぎり注文設定」が可能になります。
つみたてNISA預りの再投資やボーナス月コースを設定した場合は、つみたてNISA投資可能枠を超過する場合があります。
通常なら投資可能枠を超過する場合は、指定注文金額のすべてを無効にしてしまいますが、NISA枠ぎりぎり注文設定をしておくと、投資可能枠に収まる金額に調整して注文します。
出典:SBI証券
入力した設定内容を保存したい場合
つみたてNISA設定画面では、「試算する」ボタンを押すことで、入力した積立設定金額を自動計算と同時に「保存」します。
出典:SBI証券
※「試算する」ボタンで保存した状態のままでは、積立設定完了となりませんので、ご注意ください。
まとめ 商品豊富なSBI証券で口座を開設しよう
SBI証券は、選べる銘柄も豊富で、さまざまな商品に投資することができます。
慣れないうちは戸惑うかもしれませんが、NISAやつみたてNISAの設定もマニュアル化されていて、始めてみたら意外と簡単にできるものです。
日本一のネット証券で使い勝手もばつぐんのSBI証券。
注意点などをよく理解し、早めに開設をしてみましょう!